
残留塩素とアトピーの関係は?
日本の水道水には、 消毒のための塩素が含まれています。
また、学校で子供達が入るプールには、目がチカチカするぐらいの塩素が入っています。
これらの水に含まれる塩素は、アトピー性皮膚炎に関係あると言われています。
残留塩素のアトピーへの影響とその対策についてまとめました。
【目 次】
プールの塩素はアトピーを悪化させる要因!海外旅行でアトピーが治るって本当?お風呂やシャワーでも塩素のせいでアトピーが悪化!お風呂での残留塩素対策 入浴剤を入れる ビタミン C を入れる 活性炭を入れるシャワーでの 残留塩素対策 塩素を取り除く小型浄水器付きシャワーヘッド 塩素を取り除く大型浄水器 洗顔や手を洗う水の残留塩素対策アトピー性皮膚炎の残留塩素対策のまとめ
プールの塩素はアトピーを悪化させる要因!
子供の頃のプール学習で、塩素がきつくて目が痛くなったりした記憶はありませんか?
国が定めるプールでの残留塩素濃度は、0.4mg/L以上で、また、1mg/L以下であることが望ましいとされています。
要するに基準が決められていて、必ず塩素を入れなければならないことになっているんですね。
アトピー性皮膚炎と、プールの塩素に関しての研究結果が 「Yahoo ニュース」に出ていましたのでご紹介します。
幼稚園30施設の5歳〜6歳の358人を対象とした研究なのですが、アトピー性皮膚炎がある状態で水泳をした場合には、アトピー性皮膚炎の有病率が2.72倍上昇したと報告されています
https://news.yahoo.co.jp/byline/horimukaikenta/20190717-00134290/
要するに、アトピーの子供がプールに入ると悪化してしまうよ、という研究結果です。
そして、この研究の中では、塩素の化合物が皮膚に悪影響を及ぼしているのではないか、と推測しています。
海外旅行でアトピーが治るって本当?
インターネット上を検索すると、ハワイに行ってアトピーが治った、 イギリスで暮らしていたらアトピーがよくなった、など海外に行ってアトピーが治ったという体験談がたくさん出てきます。
日本の法律では、先ほどのプールと同じように、水道水の塩素の最低基準が定められているのですが、塩素だけではなく、様々な方法で水道水を消毒しているのです。
オランダでは、塩素は危険だとして、日本とは逆に塩素による消毒を法律で禁止しています。
海外で暮らしてアトピーがよくなったというのは、水道水の塩素消毒をしていない国で暮らしてアトピーがよくなった、と言うことなのです。
このことを証明するために、自分の滞在した国で残留塩素の濃度を測り、またその時の自分のアトピーの状況と照らし合わせ、実際に答え合わせをした方の記録などもインターネット上で見ることができます。
その方によると、水道水の塩素濃度が高い日本にいても、水道水を徹底して避けることにより、アトピーを治すことができる、のだそうです。
お風呂やシャワーでも塩素のせいでアトピーが悪化!
先ほども書いたとおり、日本の法律では水道水の残留塩素についての「最低基準」があり、最低でも給水栓で0.1ml/Lとなるようにしなさい、と法律で定められています。
また、上限については、1mg/L以下となることを「目標」としていますが、浄水場から最も遠い家でもこの基準を満たすようにするため、 かなり高めの塩素濃度にする傾向があり、自宅の水がこの上限目標を大きく上回る残留塩素濃度となっていることがしばしばあるのです。
関東では、1.5mg/Lぐらいの残留塩素濃度はよく見られるようですが、このくらいの濃度になるともうプールの残留塩素濃度より高い、ということになってしまいます。
つまり、お風呂の水でも目がチカチカしてしまう、そんな残留塩素濃度なのです。
そうなると、先ほどのプールと同じように、自宅のお風呂やシャワーでもアトピーが悪化してしまうということになるのです。
お風呂での残留塩素対策
残留塩素の活性は、40℃を超えたあたりで最も高くなるので、同じ濃度のプールに入るより、風呂の方がもっと塩素の影響が大きいのだそうです。
特に一番風呂では、お湯の中のほぼすべての残留塩素が一気に皮膚に吸着されてしまい、皮膚に大きなダメージを与えてしまうのです。
では、お風呂で残留塩素の影響をなくすにはどうしたらいいのでしょうか。
次のような対策が有効です。
入浴剤を入れる
バスクリンなどの入浴剤には、残留塩素を除去するような成分が含まれていることが多く、実際、バスクリンを入れた後に残留塩素を測定すると、ほとんど検出されない状況になるようです。
ビタミン C を入れる
ビタミンCを少量入れる、というのも残留塩素を除去する効果があります。
多目に見て、お風呂いっぱいに500〜1000 mg も入れれば十分なようです。
サプリで摂る1日のビタミン C の目安量が1000 mg ぐらいで、30日分で1000円もしませんので、これは非常にコストが低い対策になります。
活性炭を入れる
活性炭をネットに入れて湯船に入れておきます。
この方法では、残留塩素だけでなく、発がん性があるといわれるトリハロメタンや、匂いも除去することができます。
あと、カルキ抜きなど、お風呂の塩素抜きの専用の商品もあるようです。
是非試してみてください。
シャワーでの 残留塩素対策
実は、シャワーでの残留塩素の影響は、お風呂よりももっと大きいのだそうです。
その理由としては、汲み置きしたお風呂の水と違って、シャワーは直接新しい水道の水を体にかけることになること、また、シャワーは水が小さな玉になり、表面積が大きくなるため、そこから大量の塩素が蒸気に混じって出て来てしまうため、ということです。
シャワーで残留塩素を減らすためには、水道水から塩素を取り除くための一定の設備が必要になります。
具体的には、次のような物です。
1 塩素を取り除く小型浄水器付きシャワーヘッド2 塩素を取り除く大型浄水器
塩素を取り除く小型浄水器付きシャワーヘッド
浄水シャワーヘッドという、シャワーの頭の部分に小型の浄水器を組み込んだ製品が数多く売られています。
湯船に入らない「シャワー派」の方はこれらを利用するといいと思いますが、製品によって、浄水能力も価格やランニングコストも様々ですので、よく調べて選ぶ必要があります。
また、シャワーヘッドは、浄水器部分が非常に小さいため、数か月でカートリッジ交換が必要になるのが普通です。
逆にカートリッジの長寿命をうたっているものは、塩素除去効果が犠牲になりがちで、実際にはあまり塩素が除去できていない可能性があるのです。
宣伝文句には「高い塩素除去力で、髪や肌の刺激を軽減」と、記載されているのですが、実際の除去率がどれくらいか明示されていないものが多い状況ですので、注意が必要です。
おすすめのシャワーヘッド
浄水シャワーヘッドの中でも、塩素を除去するだけでなく、石鹸やシャンプーを使わなくても 水の微細な泡の力だけで体や髪の汚れを落とす、という製品があります。
「シャンプーや石鹸を使うとかゆみが出る」また、「体をこするとアトピーが悪化する」という方はには次の製品をおススメします。
ミラブルシャワーヘッド
非常に微細な泡を発生させて毛穴までしっかりと洗浄できるというミラブル。
トルネードスティックという塩素を除去する部品が、なんと80%もの塩素を除去します。
高価な製品ですが、30日以内なら返品すれば全額お金が返ってきますので、まずは試してみるのが良いかと思います。
効果がなければ返品すればよいのですから。
アロマセンスシャワーヘッド
【令和2年1月1日追記】
塩素除去率の高いシャワーヘッドがありました。
「アロマセンス」というシャワーヘッドです。
塩素除去率が99.8%ということで「ホンマかいな」と思いましたが、カートリッジに塩素除去のフィルターだけでなく、ビタミンCも仕込んであり、1300Lまで残留塩素が検出されなかった、ということです。
韓国製なのでちょっと信用できなかったのですが、日本食品分析センターでも分析しているので、間違いではないようです。
こちらも30日以内なら全額返金保証なので、「まずは試してみたい!」という方にはいいと思います。
アロマセンスはこちら ⇒ アロマセンス
塩素を取り除く大型浄水器
大型浄水器は、シャワーヘッドの小型浄水器に比べ、残留塩素の除去率が非常に高く、また、シャワーヘッドの小さな浄水器と比較して浄水可能な水量が桁違いに多いため、1Lあたりの浄水コストが圧倒的に低くなります。
下で紹介している浄水器では、残留塩素の除去率も明示されており、グラフを見ると、最初はほぼ100%除去で、150000L使用後でも70%という高い除去率をマークしています。

これだと湯船への給湯にも使えるので、浴槽の残留塩素の除去のために入浴剤やビタミン C を入れる手間も省けますね。
おススメのお風呂用の大型浄水器をこちらに載せておきます。
ただし、この製品は2年契約なので、それ以前にやめると違約金が発生してまい、結局2年借りた額と同じだけ支払うことになります。
アトピーが塩素で悪化していると確信が持てない場合は申し込まない方がいいです。
まず、入浴剤などで効果を試してから申込しましょう。
あと、レンタル中に買い取る場合は、以下の計算式になります。気に入った場合は買い取るのもいいと思います。
●買い取り価格 本体¥45,000+(交換カートリッジ¥12,000×交換回数)-(¥1,700×支払月数)
洗顔や手を洗う水の残留塩素対策
キッチンや洗面所の残留塩素対策ですが、蛇口につけるタイプの浄水器が良いと思います。
「手は荒れないし、顔はお風呂で洗うから大丈夫」という方は特に何もしなくても良いかと思います。
対策が必要だと思う方は、蛇口用浄水器を一度試してみると良いかと思います。
格安で試せる蛇口用浄水器のリンクを掲載しておきます。
アトピー性皮膚炎の残留塩素対策のまとめ
水道水の残留塩素対策について色々と書いてきました。
まとめると次のようなことになります。
アトピーの方は、是非、次の対策を試してみてください。





以上の対策を実行することで、アトピーの症状が大きく変化する可能性があります。
何もしないで突然アトピーがよくなるということは、めったにありません。
是非、ひとつひとつ試してみることをお勧めします。
あなたがアトピーの悩みから解放されることをお祈りしています。
